地球環境への貢献
2006年より、部品再生技術業務を開始し、省資源化、廃棄物の削減に取り組んでいます。
また、2013年より自動販売機整備の概念を一新するリニューアル自動販売機の開発に参画し、省エネ性能に特化した新型自動販売機へと生まれ変わらせることに成功しました。
2006年に、部品再生業務開始に伴って、旧第一工場でISO14001を取得。
現本社移転後の2013年には、ISO14001拡張取得し、従業員の環境への意識向上に取り組んでいます。
また、2018年には、リユースセンターでの拡張取得をしました。
2013年には、太陽光発電システムの導入や屋内照明をLED化して省エネ対策に力を入れています。
冷却ユニット再生センター(2022年1月開所)
古くなった冷却ユニットを全国の自動販売機から回収し、再生センター内でリユース・リペアを行い、新品同様の品質と性能へと復元させています。
新しく生まれ変わった冷却ユニットはもう一度全国の自動販売機へ搭載することで延命化に貢献をしています。
1.回収
廃棄予定の自動販売機から抜き取りをした冷却ユニットが全国から集まります。
2.修理
プレチェックを行い故障箇所を見つけます。その後、有資格者による冷媒ガスの回収と、ガス溶接機を使用して故障部品の交換と取付を行います。
※冷媒ガス:冷却ユニットに封入されているガスのこと。
3.充填
回収され空になった冷却ユニットへ、冷媒ガスを戻していきます。一部の冷媒ガスについては、自社独自の冷媒ガス※再生機にて再生した冷媒ガスを戻します。
4.検査
検査項目のリストに沿って性能検査を実施します。
検査結果についてはデータ化し、蓄積しています。
5.完成
新品同様に生まれ変わり、性能を取り戻した冷却ユニットは、丁寧に梱包され全国へ出荷されます。
当社では新品の冷却ユニットに比べ、リユース品を提供することで、自動販売機整備・修理にかかる費用の低コスト化に大きく貢献しています。
まだ使用できる部品を活用し再生しているため、廃棄物を削減し、環境へ与える影響も低減しています。
災害対策に向けた取組
2012年より災害対策として、物資が絶たれたエリアでも飲み物が取り出せるワイヤーベンダー機能付き自動販売機の試作、開発に参画し、現在も生産を行っています。